「ディズニー/京都伝統工芸シリーズ」展示会
京都の伝統工芸として新たな表現を目指し、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社監修のもと、令和元年から「ディズニー/京都伝統工芸シリーズ」として制作を進めてきた「京うちわ」や「西陣織」、「和傘」などの作品を一堂に集めた展示会です。京都の伝統工芸を取り扱う16社が新たな価値を創造する、すばらしい作品をぜひともご覧ください。
Design*Magicaでは上林春松本店様(綾鷹でおなじみ)の煎茶碗のコンセプト&デザインを手がけました。
コンセプト ー茶の色から生まれた茶色たちー
江戸時代、上林春松(かんばやししゅんしょう)家は、お茶師の中の最高位である御物お茶師(ごもつおちゃし)として幕府や諸国大名の庇護を受けてきました。その上林家が取り仕切っていた「お茶壷道中」は「ずいずいずっころばし」という歌が誕生するほど民衆の生活に大きな影響を与え、お茶ブームが全国的に沸き起こりました。それは、色の世界にも大きく影響を与え、お茶由来の○○茶という色名が数多く誕生しました。そんな茶色の中から人気のあった歌舞伎役者の名を冠した茶色をセレクト、伝統的な朝顔形煎茶碗の表面に、現在の人気者であるミッキーを雫のイメージで表現しました。
場所 京都伝統産業ミュージアム
期間 2022/2/8~2/13 時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
主催 ディズニー/京都伝統工芸シリーズグループ
共催 京都市
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